
JA種子屋久自己改革プラン(第4次中期3ヵ年計画)
JA種子屋久は、「食と農を基軸に地域に根差した協同組合」として、農業とくらしの発展に貢献するための事業や活動に取り組んでいます。
組合員や地域のみなさまとの話し合いを通じて、ふるさとをともに支えるJAとしての役割を更に発揮してまいります。
『農業づくり』~農業振興への取組~
JAでは、「農業者の取得増大」・「農業生産の拡大」に向けた取り組みを強化しています。
1.農畜産物販売事業
組合員の営農形態に応じた総合的な支援体制によって、地域・組合員・JAと一体になった農業収入の増大に取り組んでいます。
- ■部会との話し合いを通じて品目ごとの将来のビジョンを描くとともに、個人面談による組合員の技術面・経営面のサポートを強化します。
- ・地域営農ビジョン:
- 【現状】2ビジョン→【H30年目標】10ビジョン
- ・生産販売カウンセリング:
- 【現状】40件→【H30年目標】210件
- ・青色申告会員拡大:
- 【現状】460名→【H30年目標】490名
- ■担い手や新規就農者への支援を行い、農業生産基盤の維持・強化に取り組みます。
- ・農業融資拡大:
- 【現状】115,000千円→【H30年目標】131,000千円
- ・繁殖雌牛の更新:
- 【現状】660頭→【H30年目標】700頭
- ・新規就農者研修制度:
- 【現状】2名→【H30年目標】4名
- ■情報発信による販路拡大と契約取引など有利販売拡大に努め、農家手取り向上を実現します。
- ・ダイレクトメール発信:
- 【現状】11,100件→【H30年目標】12,000件
- ・契約販売先:
- 【現状】58先→【H30年目標】60先
2.生産資材購買事業
部会や担い手経営体のニーズを把握し、コスト抑制対策に取り組んでいます。
- ■予約率の向上や低コスト資材の販売によって、資材価格の低減を行います。
- ■事業分量や取引先様態に応じた弾力的な購買資材価格の設定を行います。
- ■各種事業(畜産クラスター等)や農機リース事業(アグリシードリース・さとうきびリース等)の活用など、農作業の効率化・コスト削減につながる営農支援を強化します。
『くらし・ファンづくり』~地域活性化への取組~
地域インフラとしての事業や、支所を拠点とした活動など、「地域の活性化」に繋がる取り組みを行っています。
1.くらしを支える事業
地域とのつながりの中で、高齢者をはじめ地域住民の方々が元気で安心して暮らせるための事業を行っています。
- ■年金受取や魅力ある金融商品(貯金・積金・給与振込・ローン)の取扱いなど、地域に密着した信用事業を行っています。
- ■「ひと・いえ・くるまの総合保障」の提供など、組合員・利用者および地域住民が安心して暮らせるための共済事業を行っています。
- ■行政や県厚生連と連携した健康増進活動(巡回検診・人間ドック)を行っています。
- ■年金友の会活動やミニデイサービスなど、高齢者の生きがいづくりや暮らしを支える事業を行っています。
- ■本県JAグループの施設でポイントが貯まって使えるJADDOカードを導入し、組合員・会員へのサービス向上を図っています。
2.支店を拠点とした暮らしの活動
支店を拠点に組合員・地域住民の方々とより身近になる活動に取り組んでいます。
- ■女性組織のサークル活動や世代別・目的別グループの育成、支援に取り組んでいます。
- ■農業体験や料理教室などの食農教育活動(あぐりスクール)に取り組んでいます。
- ■次世代との結びつきを図るため、子育て支援などに取り組んでいます。
(アンパンマンこどもくらぶ、少年サッカー大会、書道・交通安全ポスターコンクールの実施) - ■交通安全協会・警察などと連携した交通事故防止対策活動(街頭キャンペーン・交通安全教室)を実施しています。
- ■年金振込日を「年金感謝デー」と位置づけ、来店者へのサービスを展開しています。
- ■育てよう笑顔プロジェクトによる地域清掃活動を実施しています。
- ■JAまつりを通じて、組合員・地域住民とのふれあいづくりに取り組んでいます。
- ■組合員宅訪問活動による組合員・地域のニーズ把握に努めています。
- ■支所だより発行による情報発信を行っています。
- ■支所ふれあい委員会を設置し、組合員・地域住民等との話し合いを通じて、地域活性化に向けた取り組みを行っています。